日課の設定

英訳の案件では、ITと法務をプラスした分野での受注がほとんどです。
英訳は好きなのですが、毎日やらないと鈍る気がしました。使わないとダメなのは当然ですね。

少し話は逸れますが、通っている法学系予備校で、六法の音読をやるように、という通達が今年の夏以降にあるそうです。音読する法律は限られていますが、毎日やって、「リズムと音感」で条文を頭の中にたたき込むということです。
実は私も憲法については半年ほど毎日音読していたので、条文を一部変えている問題が出ると、「なんとなく音が違う」という感覚で解けるときがあります(音読だけでは解けない問題も多いですが…)。

文章というのは、感覚でモノにする部分が多かれ少なかれあるのではないでしょうか。
毎日ちょっとだけ翻訳の練習をする課題を自分に課していますが、最近、和訳と英訳を設定し直してみました。それと、音読ですね。文法や辞書といった論理的な考察と併せて、感覚を磨いていくことも重要な気がします。

社会人なので時間がとれないこともあります。なので、無理のない範囲で少しずつ、毎日やれる分量を設定しています。できるときでも、多くやり過ぎない。多くやったら、「昨日こんなにやったから今日はいいや」という怠慢な気持ちや、「昨日よりも多くやりたいな」という傲慢な気持ちが芽生えてしまって、どうもペースが崩れがちになります。コツコツ毎日、多少の差はあれど同じくらいの分量、というのが私にあった課題の進め方のようです。
とはいえ、このやり方も今だけかもしれませんし、しばらくして自分の弱い箇所が新たにわかってきたら、またやり方を変えるかもしれません。その時その時で、見直しながら課題を考えていきたいと思います。

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体に入れる

茶道の世界では、「体に入れる」とよく言います。茶道の所作は考えているだけではできないことが多く、なんどもお稽古を繰り返して、自然に体が動く状態にする。座っただけで、あの間合いやリズム感をもつ所作ができる。「体に入っている」状態とは、この感覚を言います。おそらく、仕舞いや歌舞伎も同じような言葉で表現するのではないでしょうか。この意味では、茶道はパフォーマンスに近いですね。

言語でも同じことが言える気がします。
言語の習得には音感が大事、と言われますが、「体に入っている」状態をたやすく体得できる人は音感のいい人、という方が多いですね。

では、感覚を掴むには、どうするか。

当たり前のことですが、量をこなす、それしかない気がします。
私が学生の時、英語の先生のお宅に通って英語をマンツーマンで習っていました。なかなか上達せず、ダメな生徒だったのですが、「量は質を変える」と何度も言われて頑張ることができました。今でもこの言葉を信じています。でも考え無しの「量」では「質を変える」ことはできない、というのも当然です。考えながら、量をこなす。時に立ち止まりながらでもいいので、とにかく続ける。
無骨にやり続けることで、どうにか道が開けるのではないでしょうか。

「体に入れる」状態になるにはなかなか到達できないものですが、気付くとできなかったことができているようになっています。茶道を始めたばかりの頃は、何にしても拙く、論理的に考えることができませんでした。今もあまり上手くはないですが、当時からすると進歩しているとは思えます(笑)。英語については茶道ほど上達がわからないですが、読解力はついている…と信じます!

「量は質を変える」Quantity makes quality.
いい言葉ですね。

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ATOK辞書

先日、一太郎2017が発売になりました。
「詠太」という読み上げソフトが欲しかったのと、他の原稿も書きやすくなったという情報を入手したので、購入してみました。
その際のポイントがかなりたまっていたので、ATOKで使える辞書をいくつか買いました。

私が買ったのは、ロングマン英英/英和辞典 for ATOK、角川歳時記 for ATOK、角川類語辞典 for ATOKです。
まず、一太郎を買った時点で、ATOK用の辞書がいくつか入っています。入力段階でキーボードから手を離さずに、意味を表示することができるので、重宝しますね。

今回はそれにプラスする形で、歳時記と類語辞典、そしてLongman英英を入れました。
歳時記は、通常と同じく、文字変換時に表示されるのを待ちます。辞書を変更するにはEndキーをクリックします。

Longman英英も基本的には同じなのですが、日本語入力をオフにしていると使えません。変換ソフトなので、当たり前なのですが…ちょっと使いづらいかも。ここは少し改良していただきたいですね。

そして今回、楽しみにしていたのが類語辞典。
私はRuigo.jpを使っていますが、他の類語辞典も使ってみたかったので導入しました。
これも変換するのですが、入力時にCtrl+Tabキー。左手を駆使して検索します。キーボードから手が離れないのは同じなのですが、やはり使い勝手が少し違うので慣れるまでに時間がかかりそうです。

今回の辞書導入で一番気をつけようと思ったのは、自分がATOK辞書を導入したという意識を持つことでしょうか。
辞書を持っていてもすっかり忘れて引かなければ、意味がありません。特にこのATOK辞書はタイムラグが多少あります。急いで文字をタイプしていると、辞書が入っていること自体忘れてしまいます(現に、今の今まで、広辞苑が入っているのを忘れていました…。なんてこと…)。
翻訳者にとって辞書はついポチッとクリックで買ったまま、日常の仕事に流されて設定すら忘れがち。持っている資産を把握しなくては、買った意味がありませんしね。

これからはマウスに手を伸ばさずに、効率的な調べ物ができそうです。

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フリーランサーに入る前に

フリーランサーとして仕事をしていると、うらやましがられることがあります。
仕事内容をみだりに話すことはありませんが、マスコミ関連のお仕事をしていると、華やかな印象を受けるようですね。

私は翻訳者になろうとする前、すでにお仕事をいただくことになってしまったので、超特急で勉強を始めました。フリーランサーの心構えや仕事にまつわるアレソレを知らなかったので、今でもたくさん学ぶことがあります。

そんな私が最初に受講した講座の中でも、ずっと指針にし続けているのが、矢能千秋さん。
(サンフレア・アカデミーで週末に「フリーランス翻訳者の仕事術:商品は自分、切り口は自在」という講座をなさいますので、ご興味のある方はいかがでしょうか?)

このときのメモは、今でも迷ったら見直しています。
私は気持ちがぐずついたり、揺れたりすることが多いので、メモを読み直すと気合いが充填される気もしています。一種のプラセボかもしれませんが、迷ったときにの指針があると本当に心強いです。

翻訳者の方でなくても、フリーランサーは時間と売り上げについて悩みがちです。
家で仕事をしていると、自分ではコントロールできないこともしばしばありますね。「こんなことをわざわざ相談するなんて、ちょっと…」と自答してしまうなことは、他の人も悩んでいる点です。

先日、お友達のよまさん(とてもマメに業界誌をチェックしている方!)から、矢能さんが寄稿している雑誌を教えてもらいました。

矢能さん寄稿誌

矢能さん寄稿誌


通翻ジャーナル2016年7月号です(Amazonでは在庫が少なくなっていますので、お早めに)。

こちらも悩んだ時の指針として、大切にしようと思っています。
今もまだ悩み続けながらの生活が続いているのですが、いつか「あのときはあんなことを考えていたな」と懐かしくなる時が来るのでしょうか。

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違う角度から学ぶ。(受験生、がんばれ!)

法学系予備校に通っている私ですが、この予備校のクラスで、毎回開始前にミニテストがあります。
出題は、センター試験現代社会という参考書から。
最初の方は、基礎法学や憲法の知識なんですが…。そして私たちはすでに憲法から民法に入っているので、楽勝でわかっていることがらけのはずなのですが…。

これがなんだか難しい!
確かに、私たちのクラスではかなり判例に目を通してきましたが、出題傾向が違うとこんなにも問題が難しくなるんだ…。
本当に驚きです。
でも、同じ項目の説明でも、予備校の授業とセンター試験の問題とでは、まったく視点が違うんですね。両方でカバーできるので、本当にこのミニテストには感謝しています。

といっても、毎週このテストに追われているので、かなり苦しいのも事実。
私は日本の大学を受験していないので、こうした勉強もこの年で初なんです。なんだか新鮮です。みんなすごい勉強をしてきてるんですね…。

今さらですが、日本の大学生、そして受験生に尊敬の眼差しです。
みんな、がんばれ!

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筆記具とブレスト

先日、手帳について書きました。
その続き、筆記具編です。

あれから新しい万年筆を使い始めました。
ただし、インクは同じものを使っています(Pilot 色雫 孔雀)。太さがほぼ同じなので使いやすいのですが、このペンのキャップがバッグの中で外れるんですね。
これにはちょっと困りました。バッグは家でも洗えるようにKiplingまたはLesport Sacを使っていますが、それでもあまり汚したくはないです。
万年筆については、やはりキャップレスがいい気がしました。

万年筆のインクをいろいろと探していましたが、セーラー万年筆から出ている、顔料ナノインクだと裏写りしにくく使いやすいようです。
早速、ボトルで買ってみました。
確かにこれは裏写りしにくいし、蛍光ペンで上から書いてもにじみません。使いやすい! おまけに目詰まりしにくい!
難点といえば、いまのところ2色しかない点でしょうか。色が充実すると楽しいですね(別ラインのStoriaなら、多色で販売されています)。

以前、ある方の主催で、GTDというタスク整理のやり方を学ぶという講座に参加したことがあります。
手書き(もしくはデジタル)でやるべきことを片っ端から書き出すという手法なんですが、私はデジタルよりも手書きだと脳からタスクを引き出しやすい気がしました。すらすら書ける万年筆だと、気分的にもっとやる気が出ます。一週間に一度はスケジュールをじっくり確認するのがいいそうですが、私は一日一回やります。やるべきことがその日によって変わるので…。

やるべきことがわかると、スムーズに作業できます。
まずは全体像を見渡して時間配分をするのですが、その全体像をどう出すか、という点についてはやり方がそれぞれあると思います。私は万年筆ですが、Google Keepなどのメモソフトを使ってブレインストーミングするのもよさそう。
色々試してみて自分に合ったやり方を見つけることが、仕事管理の最初の一歩かもしれません。

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講評する? しない?

私は元々、芸術学部だったこともあり、「切磋琢磨」「量は質を変える」という言葉を信じています。
芸術作品は一人で制作するもの、という意識がなぜか蔓延しているようですが、実はそうではありません。
もちろん、一人でやる仕事もあります。でも、アイディアやものの見方などは、誰かと話しているときにもらえることが多いのです。

芸術学部では、みんなに作品を見てもらって講評、という形式が多いです。劇団なども、車座になって話し合いながら進めますね。自分にない見方を人からもらえるというのは、成長の度合いが加速すると思います。

もちろん、何もせずに人に頼るのは、いわゆる他力本願でしかなく、そういう人に成長はありません。自分でできるところまで精一杯やり、一通り考え、やりきったところで他の人に見てもらう。これが遠回りのようで一番の近道です。

その上で、さらに自分で考え、何度も試行錯誤すると、量をこなすことになり、質も変わってきます。自分でその変化が見えづらいのが苦しいところですが…。

私が参加している翻訳講座で、予習会をやることになりました。
最初は予習会までに訳出できるかわからなかったので、ちょっと参加を保留していたのですが、どうにか訳出を終えて参加してみました(急なお仕事の打診もあったのですが、そちらもどうにかスルーしつつ…)。
やはり他の方の考えを聞けて、有意義な会でした。
私の見落としも多く、もう一度しっかり作品と向き合おうと思い、考えをまとめ直してみました。結局、会では出なかったところに(自分の中で)帰結したので、この考えに沿った訳をしてみようと思います。

私の場合、読んでいる段階での見落としが後々に響く気がします。また、普段の読書でもさらりと読んでいるのがよくわかりました。
軽い本も丁寧に読むことで、少しずつ読解力もついてくると信じて、読書をしてみます。

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