公開講座。

5月から講座に通っていますが、後期のスケジュールが発表されました。
後期は別申込、しかも先着順なので、どきどきしながら申し込んでみます。

翻訳をしていると、どうしても自分の独りよがりな訳をしてしまいがちになります。
時間がたっぷりあってできるのは当たり前なのですが、時間がないといろんなことがおろそかになる。時間がない中でもいい訳出をできるかが、翻訳者としての技量だ、と先輩翻訳者さんはいつもおっしゃっています。

でも人間がやる翻訳ですと、どうしても体調管理がうまくいかないこともあります。
そういうときのために、ツールに頼るのも一手です。日頃から使い慣れたツールで訳出する、スムーズな思考ができるようにしておく。これも技術だと思います。

ただし、それ以上に、自分の翻訳力をつけておくことが大事。
調子が悪いときや、時間のないときにでも一定の翻訳力を発揮するには、やはり自分の翻訳力が頼りです。普段から翻訳をしているから、トレーニングになっているのですが、やはりお金を払って時間と労力をかける講座は違うな、と感じます。必死になりますもんね。

これからも、他の人の翻訳、先生の考え方を学ぶ場に積極的に出かけていこうと思います。

ひとまず後期の申し込み、頑張ります!入れますように!

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アナログ文具

私は文具が好きで、文具マニアの方のようなこだわりはないのですが、ときどき思い出したようにはまることがあります。

●万年筆(自宅用)

最近は試験勉強をしていることもあり、筆記具で試行錯誤しています。
私の筆圧や手の使い方で、いまのところ一番いいのは、PILOTのPRERAと、LAMYのSafari。これに、PILOTの色雫を入れます。Safariは個体によって差がありますね。それと、インクフローが良すぎて洩れてくることもあります。その点、PRERAは個体差をまったく感じません。試験勉強は孤独な作業なので、どうしても使っているものは気になってしまいます。特に個体差があると・・・いまのところSafariを主軸にしていますが、マド・スタメン(!)から外すかもしれません。

日本語は漢字があって複雑なので、EFもしくは極細がベストです。
少しでも太いと、つぶれてしまいます。また、インクの乾きも遅くなり、手などでこすれてしまいます。
軽さと細さ、好きな色を入れるためのコンバーター、それに金額を考えると、PRERASafariの2択になりました。

ちなみに、PILOTのペン習字ペンも使ってみました。極細よりも細いので、これはオリジナル・オーダーの万年筆を除くと、最細かもしれません。ただ、キャップをねじるので、勉強しているときにいちいちキャップをするのが面倒な気がしました。今ではマド・スタメンから外しています。

 

●万年筆(外出用)

お出かけ用としてはLAMY 2000 プレミエステンレスを使っています。
これはかなり重たいし、インクフローが均一ではないので、癖のある一品です。
実際に書いてみて思いましたが、やはり日本語には向いていません。日本語は少し書きづらい気がします。逆に、アルファベットはきれいに書けます。やはり餅は餅屋ですね。

LAMY2000は見栄えがしますので、「ここ一番の勝負」という晴れの舞台に持って行くにはちょうどいいです。私はViscontiのRembrandtSheafferのどれかを選んで持って行きます。

 

●用紙

万年筆との相性で問題なのは、紙です。
以前、いつもいろんな文具やアイディアを教えてくれる方が、marumanのニーモシネをお勧めしてくれました。その方と一緒に買いに行ったのですが、とってもいい商品です。裏写りがないし、さらさら書けるし、まさに「アイディアをどんどん出したくなる」ノートです。

でも、少しお高い。気軽に使える一品ではないのが難点です(私はどんどん使いますが)。いつでもどこでも気軽に使えて、しかもいつも使う極細万年筆で裏写りのないものを、と試してみたのがこちら。marumanの方眼です。marumanといえば、有名なのがGiuris。私も一時期使っていましたが、試験勉強の膨大な量をGiurisでこなすのは大変でした。総量が重たくなり、持ち運びが大変です。今はmarumanA4ルーズリーフのアシストライン入りを使っています。

marumanの普通のルーズリーフも、裏写りは少ないです。ただ、検証してみたところ、この商品には善し悪しがありました。実は裏を見てみると、marumanオリジナル用紙を使っているものと、王子製紙特抄とがあるようです(パッケージはまったく変わりません)。気になってお電話してみたところ、実はどちらも同じ紙で、王子製紙に発注しているとのこと。表記を「marumanオリジナル」に変更しただけらしいです(maruman社のSさん、お忙しいのに教えてくださってありがとうございます)。なんだ気のせいか、と思いましたが、やはり万年筆の色によっては、以前の王子製紙表記の方が発色が若干いいような気がします。とはいえ、裏写りはほとんどなく(透けて見えることもあるので、実際にお試しになってからどうぞ)、私は万年筆にも使えると思います。

 

●おまけ

ここを読んでくださっている方へのおまけ情報です(いや、そんなに威張るほどの情報ではありませんが・・・)。

万年筆は高い!筆記具にそこまで出せない!という方、Rembrandtとにた書き心地の安い万年筆を見つけました。Fuliwen ホワイトカラーです。中国製で、Rembrandtと似て太めですが、気になる方はこちらを試してみるのもアリかもしれません。私は色雫の霧雨を入れています。霧雨の色がかなり濃く出るので、一般的に霧雨の難点とされる「薄墨っぽい感じ」ではないです。安いといっても万年筆なので格安ではないのですが、気分に浸るには充分な筆記具だと思います。

文具はいろいろと探しているので、今後もウォッチしていこうと思います!
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ツールは便利?

翻訳者になりたい方は、ツールについて検討する方も多いと思います。
映像のお仕事の場合、私は基本的にツールは使いません。
校正として、ワードやJust Rightは使用します。表記揺れの訂正は重要ですので。

ただし、先方からの指定があれば、使用することもあります。
先日、あるツールを使用した案件を担当しました。でも私が使い方をわかっておらず、最後にチェックを入れるのを忘れ、納品しそうになりました。納品直前に慌ててチェックを入れたのですが・・・
大きな案件だったのと、きちんとツールを使いこなしていなかったようで、表記揺れがかなりありました。
ツールによってはチェック工程がわかりにくいものもあります。
特に最近はツールから離れていたので、今回のことで気合いを入れ直しました。

複数のMTツールを使う場合は、まずは一つのMTツールを使って何ができるかをしっかり把握し、それから他のツールの勉強をするのがいいと思います。できることは割と似ているので。
または、自分のやりやすい案件以外は断ることも大事ですね。
ツールを使わない仕事だけ、もしくはTRADOSなど自分が慣れたものだけに絞るなどの対策が必要です。

また、ツールは分野依存もあるようですね。
ITはTRADOS、最近ではmemoQが人気を増しています。memoQはプロジェクトの一括管理をしやすいように設計されており、1つのプロジェクトを複数で担当する場合に使いやすいです。
契約書翻訳者に人気なのは、cafeTranEspresso。個人開発のツールです。最後のQAアラートがわかりやすく、チェックもれも防げます。

フリーランス翻訳者と翻訳会社の担当者との相性についてはよく聞くのですが、ツールとの相性も大事。
私は、使い慣れているツール以外の案件や、自分の環境でできない仕事は、なるべくお断りするようにしました。
ミスを少なくするには、やはり手堅く行きたいですね。

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自動翻訳

ちょっとしたことから、中国の業者さんとやり取りしています。
あちらは日本語ができず、英語は少し・・・といった感じ。
私は英語と日本語です。

こういうときには、やはり自動翻訳機です。
翻訳者が自動翻訳って・・・と思われるかもしれませんが、それとこれとは話が別。
今回は、商品の売買だったので、思い切って使ってみました。お互いにわからないことがあって行き違いにしたくないですし。

使ってみた結果、思った以上に便利です。
こんなんで通じるの?と思えるようなことも、きちんと通じていました。
中国の方とのやり取りは初なので、学ぶことも多いです。ALIPAYも登録しましたし。

語学を使うシーンにはいろいろあって、私は機械に頼る側面も必要だと思います。
わざわざ翻訳者、通訳者に頼らなくても、自分でどうにかできる。情報を仕入れることができる。
これに関しては、機械で充分だと思われます。
機械もそれなりに不便な面があり、いちいち機械を操作するのは面倒なのですが・・・とはいえ、ちょっとしたやり取りの翻訳にはとても便利です。

ただし、人を介す翻訳・通訳とは別もの。
商品としての通翻は、「間違いなく人に伝える」が売りです。
私はリーガルのお仕事が多いのですが、ちょっとした言い回しの違いで大きな間違いにつながることも。いつもひやひやしながら翻訳しています。

どのお仕事もそうなのですが、私のようなフリーランサーは人とつながることが重要です。
閉じこもっている時間が多い分だけ、効果的に情報を集めることで、次につながります。
チャンスが多くなるのは、フリーランサーにとって大きなメリットですね。

また、実際に使ってやり取りをすると、自動翻訳があるから翻訳者・通訳者は要らないな、とは思えなくなりました。
もちろん要らなくなる側面も出てくるかもしれません。多少のご案内くらいなら、機械に任せられます。
ただ、人間しかできない、その人に合わせた提案や心遣いなどは、やはり機械ではまだまだ無理ですね。
そのうちここら辺も機械がやってくれるのかもしれませんが・・・。

人が相手のことをじっくり考えて結論を出すというプロセスは、ともすれば「物語的な側面」にお金をかけることになるのかもしれません。特に日本人は情に脆いところがあります。
あの人がやってくれるから安心、間違いない、と思い込んでしまいがちなのが、日本人です。
翻訳者も人間なので、場合によっては質が落ちることもあります。そうならないよう、物語を売りにしないよう、でも人間らしい気遣いを忘れないような仕事をしよう、と肝に銘じました。

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尾瀬あきらさんと。

先日、「夏子の酒」の作者、尾瀬あきらさんと一緒にお食事をしました。
とても温和で謙虚な方です。

いろんなお話をお聞きしたのですが、中でも「なるほど」と思ったのは、尾瀬さんの取材についてでした。

今、尾瀬さんは「どうらく息子」という漫画を連載されています。
落語家さんのお話なのですが、綿密な取材を元にしているとか。
作家さん、漫画家さんの中には、取材をせず、書籍だけで書かれる方も多くいらっしゃいます(いずれにせよ、準備段階が重要ということは同じですが)。
ご自分からいろんな場所に積極的に出かけ、人とふれあうお姿は、見習わなければ、と感じました。

今回、とても参考になったのは、取材をしてもすぐ使わない情報もあるという点です。
何年も放置しておいた情報を見直して、改めて使ってみると上手くいくこともあるとか。

私たち産業翻訳者は、必ず寝かせる時間をとります。
メディアのお仕事ですと、どうしても寝かす時間がとれないときもありますが、それでもできる限りとるようにします。
その時間をとるために、一次訳をいかに手早く終わらせるかがカギとなります。
尾瀬さんのように何年も寝かせることはできませんが(笑)、やはり少し翻訳と距離を置くと、間違いや勘違いに気付くことがとても多いです。
ツールを使う方もいますが、私にとって最強のツールは、辞書と寝かせることのような気がします。

尾瀬さんにはもっとお聞きしたいことがたくさんあるので、次回はもっと予習してお会いしようと思います!

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