「わ」?「は」?

先日、SNSにも投稿したのですが、「わ」と「は」の違いについてです。

最近、「この日本語は間違っている!」として話題になる、「こんにちわ」。
実は私、小学校で最初に習う言葉としては、「こんにちわ」として習っていました(厳密には「こんにちは」でも「こんにちわ」でもいいですよ、と言われていました)。それが当たり前のまま大人になり、実は実社会では「こんにちわ」が間違いと知ったのはつい数年前のこと。

私は九州出身ですが、大都市圏なので、「教育格差」があったのかどうかわかりません。そういうものが存在するかどうかも、専門家ではないので検証できません。
ただ、地域性はあったのかな?と思っていたところ、以前住んでいた千葉県でこんなことがありました。

近所のお肉屋さんのパッケージに、「肉屋え行こう」と印刷されていたのです。
昨今では明らかな間違いと指摘されそうですが、「こんにちわ」で育っている私からすると、あまり違和感がありませんでした。日本語はどちらかというと、音が先行する傾向にあるらしく、「音を聞いて仮名や漢字をあてる」ことも多いからです(聞きかじりで恐縮ですが)。

ということは、やはり地域性ではないのでは?ということで、私の中では結論が出ています。

もちろん、商品としての日本語は違います。明確なクオリティという意味ではこれらは「間違い」となるでしょう。正直、これは翻訳者として納品できません。

でも私は「時と場合を選んで自由な表記をする」ことを支持しています。

私より少し上の世代だと、「かんけい」を「くわんけい」、「ちゃん」を「ちあん」と書く人が多くいます。そうした古式ゆかしい書き方を継承するのも、文化の深みとして重要なのだと思っています。
(ちなみに、作家の高橋睦郎さんは、手書きのお手紙はすべて旧漢字、旧仮名だそうです。もらったことのある方は、皆さんいろんな意味でしびれるとか。)

間違っていないから正しい、間違っているから教養がない、正しくない、と二択では考えられない問題ですね。
教養があろうとなかろうと、自由な発想で自由に文章を書くこと、そして時と場所を考えて適切な日本語を選ぶことが重要なのでは、と思います。

○o。+..:*○ マド ○o。+..:*○

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