ちょっとした違い

先日のお仕事で、ある単語を目にしました。

sub-orbital flight
orbital flight

接頭のsub-があるかないかだけの違いです。
なのですが、日本語にすると大きな違いです。

sub-orbital flight=弾道飛行(弾道軌道)
orbital flight=周回飛行(周回軌道)

日本語は漢字のもつニュアンスも加わるので、複雑な解釈になりがちですね。
宇宙飛行での弾道とは、地球の周りを一周せずに、途中で降りてくる飛行のことです。対して周回飛行とは、地球を一周以上する飛行のことです。現在の技術では周回飛行は充分に可能ですので、弾道飛行だけをすることはあまりないようです。宇宙開発計画では、アポロ以前のマーキュリーなどが弾道飛行をしていました(現在では、ミサイル開発に使われる単語です)。

私は翻訳ソフトはほとんど使わないのですが、ワードなどでも途中で改行が入っていると、sub-を見落としてしまうことがあります。
気付いて修正したのですが、こういった初歩的な間違いを翻訳者の側でしてしまうと、後々の作業に影響を与えてしまいます。何度も読み直したつもりですが、丁寧さが足りなかったかな?と反省しました。

ところで、先日、通っている翻訳教室の先生の原稿を少し拝見しました。
遠目でしたが、ご自分の訳に細かく赤字や訂正が入れてありました(毎回のレッスン用原稿です。頭が下がるとともに、生徒の私がいかに軽くレッスンを捉えていたか反省しました)。
この教室は文芸翻訳の教室なので、私のやっている産業翻訳ではありませんが、推敲の大事さを深く学びました。

一次訳が仕上がってからが、勝負。
よく言われることですが、忘れがちになるので備忘録としてここで書いておきます。

○o。+..:*○ マド ○o。+..:*○

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連打OK。10種類。

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