うまくなる人、ならない人

私の趣味は茶道で、高校生のときに始めました。ずいぶん前ですね・・・。

茶道は敷居が高く、あの小さい茶室の中でいったいなにが行われているか、すべてを見たことのある方は少ないでしょう。
茶道の最終目標は、茶事の主催です。茶事は、亭主と客が一体となって数時間を過ごす行事なのですが、これはとても複雑なので今回は割愛します。

さて、茶道のお稽古を重ねていて、気づくことがあります。
同じ時間をかけても、上手くなる人とそうでない人とがいる、ということです。
(お茶を習う仲間はずっと同じメンバーなので、数年後の成長がわかりやすいのです。)

お茶のお稽古は茶事をするための「割稽古」です。割稽古(わりげいこ)とは、すべてを通しでやらず、一部を抜き出す、部分稽古です。

この割稽古、ベテランさんになるほどに大事にします。初心者の方の割稽古を、茶歴数十年の方が熱心に見ていることがありますが、なんども目で追って自分でも所作を磨いていきます。こうした先輩方はよく、「最初のことは忘れるから、新しい方が入ってくれると一からお稽古できて嬉しい」と言われます。

お茶の世界は30年でようやくひよっこと言われるほどで、いつまでも学ぶ姿勢が問われるお稽古事です。
上手な方は、他の方のお稽古については食い入るように「見て」います。間合い、捌き、お湯の温度、お茶の練り、様々な点から常に学ぶ姿勢を崩しません。

先ほども述べたように、普段のお稽古は「お茶事のための割稽古」です。自分の持ち時間はせいぜい20分程度で、あとはお茶やお菓子をいただくだけ。その条件はみんな同じです。
ではどこで差がつくか。
「見る」ことです。
私たちはこれを「見稽古」、「拝見」などといい、自分が点前をするのと同等と位置づけています。
「見る」点は様々にあり、自分の成長によっても変わってきます。

ただ、基本はやはり「見る」、「自分を振り返る」、「所作をより良くする」、この3点に尽きる気がします。
何度でも初心に返ることで、うまくなるかならないかの差がついています。

仕事でもそうですね。
同じ仕事環境にいても、「反省すべき点を反省」し、「次に生かす」ことができている人は、成長が早い気がします。
納品する前のチェックを、もっと工夫できないか。
仕事環境をより良くできないか。
見直す点は多々あると思います。

私にとっての当面の目標は、「いかにきれいなデスクを保つか」(笑)。
予備校の授業も始まったので、これがなかなか難しい! やり散らかす毎日、反省の日々です!
今年の翻訳祭に参加しますので、「どうやってデスク周りをきれいに保つか」というトピックが出ると嬉しいです。

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お金をかける

今年、一念発起して、ちょっと高めの講座に申し込みました。
大学生協からでも申し込めるという、ある大手予備校のレッスンです。
悩みに悩んで、何度も学校に電話をかけて、家族とも相談に相談を重ね、ようやく決心しました。

実は今年、家族がちょっとした病気にかかり、入院生活を余儀なくされることに。医療はとても進んでいて日数が少なく済み、おまけに高額医療費の適用を受けたので少し安心したのですが・・・それ以外でも今年は出費が多かったので、これ以上お金が出ていくのは苦しいところ。
ただ、今やっておかないとまた数年先に延ばすことになりそうだったので、今年できることを思い切ってやることにしました。

大きな判断をするとき、私が重視しているのは「時間・労力・お金」の3点セットです。今、通っている翻訳講座はとても遠く、片道2時間かかるのですが、それでもこの先生のレッスンを学びたいと思い、気合いを入れています。レッスン自体は高額ではありませんが、「時間・労力」がとても要求されるので、とにかく一度たりともお休みできない、と肝に銘じています。他の方は大学の先生や翻訳・通訳者さんで、英語の現場についてのお話を聞くことができます。お金では買えない有意義な時間は、フリーランサーにとってありがたい限りですね。

大手予備校のレッスンは来週から始まりますが、これまでの翻訳講座とは比較にならないほどの「時間・労力・お金」を要求されます。しかも資格取得目的なので、本当に受かるのかという不安を抱えたままのスタート。怖いですね。

でも、私はやはり身銭を切らなければダメなタイプのよう。
勉強するために仕事をする。そしてまた勉強して新しい仕事を発掘する。
その繰り返しが好きなのかもしれません。

ということで、これからまた新しい世界に飛び込もうと思います。
もちろん、翻訳のお仕事も引き続きお請けしています!

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情報を正しく考える。

先週のアメリカ大統領選挙、私も驚きました。
体調を崩した家族と一緒に病院で見ていたのですが、トランプ氏は最初からリードでしたね。

私はマスコミや、政治経済関連のお仕事をいただくことが多々あります。
個人的にも今回の選挙戦には(中盤からですが)興味を持ち、記事を読んだり、現地の人の声を聞くように心がけていました。したがって、いままでよりは米大統領選挙に詳しくなっていたし、なにをどう考えてもヒラリー圧勝、と思っていたのですが・・・

自分が持っていたデータなんて、結局は自分の主観で集め、分析したにすぎないな、と反省しました。
「人の気持ち」というデータを考慮していたつもりでも、分析しきれていなかったのです。

これは、翻訳だけでなく、いろんなお仕事に通じることです。
どれだけ自分の仕事を冷静に分析しても、抜けはあるもの。9割はAの可能性でも、あとの1割にBやCの可能性があるなら、そこまで網羅して考えておく。時間がなくても、そこまで考えて仕事を進めることができるかが重要なのだと思います。

今回の大統領選挙で世界がどうなるのかはわかりませんが、私にとっていいレッスンでした。

今後のアメリカ、そして世界をじっくり見ていきたいと思います。

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