理想を語る、現実を知る

憲法には、「プログラム規定」という説があり、一部条文についてはこの「プログラム規定」が適用されるとして解釈されます。

「プログラム規定」とは、「将来、みんなでこのようになれるといいね!」という理想像を語っているものです。もちろん、この条文を一から打ち壊すことは憲法違反となり得ますが、「理想像」に従わないからといって罰則をむやみに与えることはできないのです。
社会がどこに向かうべきかを明文化しているので、迷うときには読んでみるといいと思います(私は特に前文が好きです)。

さて、このところ、政治家の行動が違憲ではないかと取り沙汰されています。
憲法は「プログラム規定説」のように「理想を語る」側面があるため、個別具体的なことを規定してはいません。特に人権条項については、ふわりとしたイメージで記載しているだけです(統治条項はそれなりに詳しく規定していますが)。

そこで重要になってくるのが、過去の判例です。
日本の法律解釈は、判例主義をとっている側面もあり、今までの判例がどう積み重なってきたか、がポイントです。特に最高裁まで進んだ判決については、「日本がこれからどう進むか」を規定しています。時に最高裁でも「これはちょっと・・・」と思うような判決を出すこともあり、争いがあるのも否めません(ちなみに、一審判決の方が庶民感情に即した判決を出す傾向にあるとも言われていますね)。

判決文は長くて読みづらいのですが、判旨も出ていますので、気になることがあったら過去の判例を探してみてはどうでしょうか。

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