法文を読む―意外な特技③

この意外な特技が役に立つかも、という話ですが、ちらいむ(@chilime)さんという方がTwitterでこんなことをつぶやいていらっしゃいました。

(ご本人の許可を得て掲載しています。)

百人一首で培った技能がこんなに役に立つ、というツイート、思わず二度見しました。

実は私の母も百人一首は大の得意だったようで、今でもつらつらとそらんじることがあるのですが、そんなに役に立ったことはないという印象です。古い時代の話ですし、他に娯楽がなかったのできょうだいでやっていたら楽しくなった、ということのようでした。
母はずっと仕事をしていたのですが、その中で役に立ったという経験はなさそうだし、私もちらいむさんのツイートを読むまでは、「実生活で役に立たないのなら、百人一首人口も減っていくだろうな」くらいに思っていました。

体得した技術や知識は、その人の意識ひとつで大いに役に立つのだと教えてもらったツイートでした。
それにしても、巾着切りに気付くなんて・・・すごい技能です。私は今のところ「早く音読できる」程度なのですが・・・
自分が知らず知らずのうちに身につけている(であろう?)技能に気付けば、何かに応用できるかも、なんてとってもステキだと思いませんか。自分のことを見直す機会にもなりますし、自信にもつながりそうです。

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法文を読む―意外な特技②

ところで、私は昔、ピアノを習っていました。
あまり上達しませんでしたし、もうピアノ自体に触ることもないので、完全に過去のものとなってしまいました・・・。

英語を必死でやっていたとき、読みがスムーズにできなくて試行錯誤したことがあります。
早く読めるようになったのは、ピアノの先生に教わった技法(?)です。

「自分が弾いている箇所よりも、数小節先を目で追いましょう」

ピアノを習っていたときはあまり気付いていなかったのですが、自分が弾いているちょうどその箇所を見ても、次を見越せないので結局詰まってしまうんですね。
目だけが先に動いていると、脳も先に反応しているので、つまづかない。

これはピアノをやっている人だけができるわけではなく、おそらく誰でも少し練習すればできることなんだと思います。

自分が英語を学習していたときの気持ちを思いだして、少し先に目を進めながら法文を読むと、すらすらいける!
時間もかなり短縮できました。素読自体はやっぱり苦しいのですが、「やったらできた!」という感覚を掴むことができると、前に進む動力源になります。

もし「音読が苦手」という方がいらっしゃったら、試してみてはいかがでしょうか。

それにしても、過去のお稽古事がこんな風に役に立つって意外です。
これについては、もう少し掘り下げて考えてみたいと思います。

次回に続く。

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法文を読む―意外な特技①

私が通っている法学系の予備校では、条文の素読をします。
もちろん授業でやるわけではなく、各自が家でやるように言われています。

なにをするかというと、とにかく音読をします。
指定された法律の条文を淡々と読むのですが、だいたい40分程度になります。毎日、とにかく修行のように40分、読み続けます。
まるで英語の勉強のよう。少ない時間をやりくりする中での根性を要求される学習法で、音を上げそうになります。

最初はなかなかスムーズに読めませんでした。
「日本語なのにおかしいな・・・」と思ったのが、改善に乗り出す気になった最初のとっかかりでした。
日本語でこれだけつまずきながら読んでしまうというのは、法文だから? あまり使わない文章の羅列で、自分がついていってないから?
あまりにもつまずくので、いろいろと考えてしまいました。

でも、やはり日本語でつまずくのはおかしい。もしかして英語も下手になっている?
そう思い立ち、英語を読んでみたところ、やはり少しつまずいてしまう。下手になっているなあ、と実感した次第です。

でも、英語は読んでいると感覚が戻ってきました。条文はもどかしいような独特の日本語なので、今までかなりの判例を読んでいるようでも素読すると如実に苦手意識がでるのかな、などとも考えてみました。

分析した結論からいうと、やはり読み方にポイントがありました。

次回に続く。

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これぞ、本!

誕生日だったので、気になっていた本を買ってもらいました。

S.
Doug Dorst / J. J. Abrams

中はこんな感じです。

書き込みやチラシなどが満載です。
そう、この本は、手書き部分も「読み物の一部」として読めてしまうのです。
貸本屋の本という体裁で、手書き部分は借りた人たちが書き込んでいる部分。本編とは別に、借りた人たちの物語が楽しめてしまうという構造です。
チラシは、その人たちが挟んだという設定です。まるで本が一つの劇場のよう!
この本を知った瞬間に、欲しくなってリクエストしてしまいました。

私は基本的にデジタルでしか本を読まなくなりましたが、こういう本は、リアルな紙でのみ楽しむことができますね。
決して安くはないですが、違う世界に導いてくれそうです。
時間をつくって、じっくり読み込みたいです。

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