お金をかける

今年、一念発起して、ちょっと高めの講座に申し込みました。
大学生協からでも申し込めるという、ある大手予備校のレッスンです。
悩みに悩んで、何度も学校に電話をかけて、家族とも相談に相談を重ね、ようやく決心しました。

実は今年、家族がちょっとした病気にかかり、入院生活を余儀なくされることに。医療はとても進んでいて日数が少なく済み、おまけに高額医療費の適用を受けたので少し安心したのですが・・・それ以外でも今年は出費が多かったので、これ以上お金が出ていくのは苦しいところ。
ただ、今やっておかないとまた数年先に延ばすことになりそうだったので、今年できることを思い切ってやることにしました。

大きな判断をするとき、私が重視しているのは「時間・労力・お金」の3点セットです。今、通っている翻訳講座はとても遠く、片道2時間かかるのですが、それでもこの先生のレッスンを学びたいと思い、気合いを入れています。レッスン自体は高額ではありませんが、「時間・労力」がとても要求されるので、とにかく一度たりともお休みできない、と肝に銘じています。他の方は大学の先生や翻訳・通訳者さんで、英語の現場についてのお話を聞くことができます。お金では買えない有意義な時間は、フリーランサーにとってありがたい限りですね。

大手予備校のレッスンは来週から始まりますが、これまでの翻訳講座とは比較にならないほどの「時間・労力・お金」を要求されます。しかも資格取得目的なので、本当に受かるのかという不安を抱えたままのスタート。怖いですね。

でも、私はやはり身銭を切らなければダメなタイプのよう。
勉強するために仕事をする。そしてまた勉強して新しい仕事を発掘する。
その繰り返しが好きなのかもしれません。

ということで、これからまた新しい世界に飛び込もうと思います。
もちろん、翻訳のお仕事も引き続きお請けしています!

○o。+..:*○ マド ○o。+..:*○

クリックで画像表示されます。
連打OK。10種類。

ミスを防ぐには

翻訳者として仕事を始めてから、ミスをが多かった案件、少なかった案件、様様ありました。
翻訳者をめざしている方のために、そして自分の備忘録として、記しておきます。

・下調べを入念にする
先週、ツールの使い方について書きました。
ツールを使い始めた頃はとても便利で、本当に開眼!という感じだったのですが、全て拾ってくれるわけではありません。
やはり一次訳の段階でできるだけミスを少なくするのが、一番いい気がします。
そのためには、時間がかかっても下調べをじっくりやる、ということが大事です。
当然、途中で訳語が変わると、最後のチェックで拾いきれないものも。精神的にも肉体的にも大変な思いをするので、やはり一次訳の段階から訳語を確定しておきたいものです。

・時間をおく
以前の尾瀬あきらさんのお話でも書きましたが、寝かせること。
数時間でもいいので、離れること。
文筆業に携わる人全てに言えることなのかもしれません。

・相手のことを考えること
精神論に近いのかもしれませんが、やはり人翻訳者として機械に取って代わられないような仕事をするには、人としての対応が大事です。「これなら機械でいいです」と言われると、存在意義がなくなってしまします。機会にはできない気遣いや、臨機応変さを身につけておくことも、フリーランスとしては大事な気がします。

・カンを大事に
カンといっても、経験上のカンです。経験もないのに「野生のカン」といったものに頼るという意味ではありません。
納期が厳しい案件かどうか、中の作業が押しているのか、もう少し余裕があるか。
余裕があれば、少し無理を言わせてもらっても、チェックに時間をかける方がいい場合もあります。自分がやるべき作業と翻訳会社側の作業を包括的に考えて、どこまでできるかを適宜判断するということですね。

・先のことを考える
現状維持、はどの業界にもあてはまらない時代。特に業界の波をもろに受けるフリーランサーは、気をつけたいところです。
自分の現状がどうなのか、問題がどこにあるのか、どうやったら改善できるのか。
短期でできることも長期でやるべきことも、多種多様にあります。一つずつ、焦らずに対処していくことが大事です。

・健康管理
なんといっても、これが一番かもしれません。
美味しいものと自分の体質に合った食事、適度な運動、睡眠。
これがあれば、たいていのことは乗り切れます!

いろいろと考えてみましたが、自分でもまともにできていることがほとんどない!
特に健康管理ができていない!(昨日から風邪気味で・・・)
しっかり寝て、しっかり仕事の体勢を整えます!

○o。+..:*○ マド ○o。+..:*○

クリックで画像表示されます。
連打OK。10種類。

学ぶのはいつまで?

この春より、新しい翻訳講座に通い始めました。
我が家から遠く、行き帰りだけでぐったりしてしまいますが、頑張ってみようと思います。

翻訳者の生活をご存知ない方は、「プロなのにまだお金をかけて学ぶの?」と疑問を持つ方も多いようです。プロになればわざわざ学校に行く必要はない、と思う方もいらっしゃいますね。

ですが、どんな分野でも、学び続ける姿勢は重要です。特に翻訳は分野が広く、新しい分野を開拓するには、一から勉強することも。文章も時代とともに変化していきますし、理系分野では技術革新が日進月歩どころか、秒進分歩です。

自分の知識が古くなったと感じたら、いや感じる前に、講座などで磨きなおしたい。
他の受講者と切磋琢磨したい。
あえて年配の先生に、骨のあるいい文章の構成を教えてもらいたい。
理由は人それぞれ、様様あると思います。

翻訳者であるからこそ、自分の文章に不安を感じたときにはフットワーク軽く受講する方が多い業種ともいえます。

私は現在、法務の勉強をしていますが、これが終わったらまた文章の勉強に戻るつもりでいます。
次のことを常に考えながら、よりよい道を選択していきたいです。

○o。+..:*○ マド ○o。+..:*○

クリックで画像表示されます。
連打OK。10種類。

基本を大事に

今回は茶道の話を。

以前もお話しましたが、私の趣味は茶道で、引っ越しやら人生の過渡期やらありつつも細々と続けています。
以前は華道もやっていましたが、今はお休み期間にしています。両方とも教える資格を持っているので、中堅くらいにはなるでしょうか・・・と威張って言いたいのですが、お稽古事はみなさん長くなさるので、私はまだまだひよっこです。どなたかに教えることもありません。そもそも、知らないことばかりです。

以前お稽古をつけてもらっていた茶道の先生がお亡くなりになり、いろいろと迷った末に、新しい先生のところでこの春からお稽古を始めることになりました。

同じ流派なのですが、先生の教え方はさまざまです。
ただ、どの先生も一貫しているのは、「基本を大事に」です。

先日、この新しい先生宅お稽古では、足さばきだけをやりました。
立つ。歩く。座る。
これだけを何度も確認しました。私が下手すぎて、お茶とお菓子をいただくまでが長かったです(笑)。

先生方は、家元に直接指導を受けている、宗匠と呼ばれる方に教えてもらうのですが、この宗匠の指導の一番重要な点が足さばきです。お茶を点てることや点前ではないんですね。もちろん点前も大事なのですが、お辞儀、足さばき、ご挨拶、水屋仕舞など、基本ばかりを指導されます。

ところで、千家流の茶道の考え方の根本は、「戦国時代」です(現代茶道の基本は江戸時代に大成されましたが、このあたりは複雑なのでまたいつか別の機会に)。

今と違い、戦国時代は「明日の命もわからない」時代。今日会えた人とは明日には永遠のお別れが待っているかもしれません。
ということは、せっかく会って時間を一緒にすごす方には五感を使ったすべてが「ごちそう」となります。
口に入れるものだけでなく、庭木、道具、花、点前の所作すらも。
「明日の命もわからない」のですから、当然ですね。
もてなす側も、何もかもに磨きをかけます。

きれいな足らばきや釜の湯が沸く音(炭を使うので、さらさらとした音がします。茶道ではこの音を指して、「松風の音」といいます)に気持ちを集中して、お茶をいただく。日常とは異なる、緩急をつけた空間を演出し、お互いの一瞬の繋がりを大事にする。
主にとっても、お客様のお顔を拝することができるだけで「ごちそう」であり、客からの最高の「もてなし」なのです。

こう考えると、基本は大事です。
基本ができていないと、「ごちそう」にはなりえません。掃除もしていない家に、お客様を招くことがないのと同じです(私は掃除が苦手なので、かまわずにお呼びしますが・・・笑)。
特に、お点前の上手なベテランさんほど、基本の所作を大事にします。新しい初心者さんが入門すると、必ず先生との割稽古(本格的なお点前をする前にやる、先生と一対一で行う部分練習)を凝視しています。

語学や翻訳も同じで、基本を常に大事にする必要があります。
「わかっていることだから」「できることだから」と思わず、丁寧に基本のキ、をやる。
辞書を丁寧に見る。
もう一度、初心に戻ってみる。
他の方の話をじっくり聞く。
基本のキと、学ぶ姿勢が大事なのだと強く感じます。

先日は思わぬところで足さばきばかりに時間を取られた私ですが、おそらく次回も基本的なところで躓くと思います。
「うう・・・はやくお菓子をいただきたいです・・・」と思わずに、先生のご指導に従い、真剣にお稽古しようと心新たにしました。

でもやっぱり、お菓子を先にいただきたいですけどね!(←やっぱり・・・)

○o。+..:*○ マド ○o。+..:*○

クリックで画像表示されます。
連打OK。10種類。