スピーカー

ふと思い立ち、今年、スピーカーを買い換えました。
以前はSONYの小さいスピーカーと、ヘッドホン、イヤホンを組み合わせて使っていました。

映像に関わるお仕事をしている方はご存知だと思いますが、再生デバイスというのは性能が良ければいいというものではありません。良すぎると、小さい雑音まで拾ってしまい、かえって聞き取りにくくなります。映像翻訳はスクリプトがないので、細かい音を拾うのも重要なファクターとなり、見逃せないポイントです。
ヘッドホンで聴き取れない場合はあえて性能の良くないスピーカーを使ってみると、聞き取れないところを脳が補うので、案外「聞き取れる」ことが多いんですね。

さて、私が使っていたのは、以下の機種です。

SRS-X1

今でも現役なので、仕事以外で使うことはあります。ただ、新しいスピーカーを買ってから、あまりにも「音を取りこぼすことがあるかも」と感じることが多くありました(実際にはヘッドホン、イヤホンで補強するので大丈夫なのですが)。
私は家の中ではヘッドホン、イヤホンを使わないので、やはりメインとなるスピーカーは性能のいいものを選びたい、と考えました。
音楽系に詳しいお友達に尋ねたところ、最近のスピーカーはそう高くなく、それなりのパフォーマンスを期待できるとのこと。再生元がデジタルであれば、パーツメーカーのものがいいという話でしたので、早速調べて買ってみました。

Creative Sound Blaster Roar Pro

音楽音響だとまた用途が異なるのですが、私は音楽より仕事重視であることと、デジタル素材のみを扱うことから、このスピーカーにしました。

また、このスピーカーの特徴は、アプリで音を制御できるという点にあります。
自分で調整しながら、人の声が自分の耳ではっきり聞き取れるよう、設定を保存できるんですね。
これはほんとうにありがたい!
もちろん、プリセットされている設定もいくつかありますので、そちらを試してみるということもできます。

デメリットとしては、ROARという機能を使うと、低音がやや響きすぎることでしょうか(もっとも、低音もアプリで調整できます)。
細かく設定を変えながら、聞き取れない箇所を何度も試してみる、というのもいいですね。
また、やや大きいスピーカーなので、持ち歩きには向いていません。
色は黒のみなので、多色から選びたい方は躊躇するかもしれませんね。

最近は映像関連をコンスタントに翻訳しているので、本当に心強い味方ができた、と思っています。

音楽に詳しい方からすると、慣らしを経るとマイルドな音になってくるということなので、その変化を楽しみにしています。

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ATOK辞書

先日、一太郎2017が発売になりました。
「詠太」という読み上げソフトが欲しかったのと、他の原稿も書きやすくなったという情報を入手したので、購入してみました。
その際のポイントがかなりたまっていたので、ATOKで使える辞書をいくつか買いました。

私が買ったのは、ロングマン英英/英和辞典 for ATOK、角川歳時記 for ATOK、角川類語辞典 for ATOKです。
まず、一太郎を買った時点で、ATOK用の辞書がいくつか入っています。入力段階でキーボードから手を離さずに、意味を表示することができるので、重宝しますね。

今回はそれにプラスする形で、歳時記と類語辞典、そしてLongman英英を入れました。
歳時記は、通常と同じく、文字変換時に表示されるのを待ちます。辞書を変更するにはEndキーをクリックします。

Longman英英も基本的には同じなのですが、日本語入力をオフにしていると使えません。変換ソフトなので、当たり前なのですが…ちょっと使いづらいかも。ここは少し改良していただきたいですね。

そして今回、楽しみにしていたのが類語辞典。
私はRuigo.jpを使っていますが、他の類語辞典も使ってみたかったので導入しました。
これも変換するのですが、入力時にCtrl+Tabキー。左手を駆使して検索します。キーボードから手が離れないのは同じなのですが、やはり使い勝手が少し違うので慣れるまでに時間がかかりそうです。

今回の辞書導入で一番気をつけようと思ったのは、自分がATOK辞書を導入したという意識を持つことでしょうか。
辞書を持っていてもすっかり忘れて引かなければ、意味がありません。特にこのATOK辞書はタイムラグが多少あります。急いで文字をタイプしていると、辞書が入っていること自体忘れてしまいます(現に、今の今まで、広辞苑が入っているのを忘れていました…。なんてこと…)。
翻訳者にとって辞書はついポチッとクリックで買ったまま、日常の仕事に流されて設定すら忘れがち。持っている資産を把握しなくては、買った意味がありませんしね。

これからはマウスに手を伸ばさずに、効率的な調べ物ができそうです。

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古い日本語

先日、翻訳者仲間の方と一緒にご飯を食べに行きました。
そのとき、今やっている法学の話になり、憲法の条文を読んでみました。

第六十七条  内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する。この指名は、他のすべての案件に先だつて、これを行ふ。

ご一緒したのはベテランの翻訳者さん(医薬)と、機器メーカーの方(翻訳案件を発注する方)だったのですが、翻訳者さんがこの条文で「主語と指示語が…おまけに『つ』が大きい」と困惑気味でした。

私は最近、常に条文と判例を読んでいるので、こうやって指摘されないとどこがどう古いのかが自分でもわからない状態でした。特に民法の判例は明治期からの蓄積があります。古い判例はさすがに読みづらいのですが、慣れるとわりとすんなり理解できます。
でも、ベテラン翻訳者さんが戸惑い、しかもその指摘を聞くまで自分で気づけないということは、私の言語感覚がずれてきているのかな、と焦りました。産業翻訳者が古い日本語にばかり慣れていると、きちんとした訳ができなくなる可能性もあります。
法務の世界でも、「懈怠」「すべからざる」などの古い表記は使わなくなっています。にもかかわらず、判例で目にしていると、つい使ってしまいそうです。

今回、自分が日常的に接している日本語について、他の方の意見を聞くことができ、とても勉強になりました。「日常的に使われる日本語」を見失わないようにして、勉強を進めていきたいと思います。

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コスプレに見る自己分析

年末に、コミックマーケットに行ってきました。
俗に、「冬コミ(コミケ)」と呼ばれるものです。
私は特にアニメや特撮などに詳しいわけではありませんが、友人がサークル参加していたので、陣中見舞いに行ってきました。

コミケでは、コスプレをした方を見かけます。一般的に「レイヤー」さんと呼ばれますね。
アニメに様々あるように、いろんなレイヤーさんがいます。衣装だけでなく、髪はウィッグ、目はカラーコンタクトをしているので、慣れないと違和感があります。

ただ、その中でもコスプレ上級者という方が少なからずいました。
二次元のキャラクターが三次元として存在すること自体、かなり無理があるのですが、なぜか違和感がない。何が違うのか考えてみました。

一番大事にしているのは、おそらく「イメージ」かと思われます。
アニメのキャラは大体、やせ形が多いです。上級者は、イメージに合う体の方。おそらく食事や運動で体型をキープしている気がしました。
そして衣装やメイクも、安っぽくない素材、テクニックを駆使しています。
イメージを損ねないためか、あまりおしゃべりしないというのも特徴のひとつです。

総合して考えると、キャラクターのイメージに沿うよう、自分を合わせている、もしくは自分の体格や骨格に合うイメージのキャラを選んでいる、と思えました。メイクやウィッグはどうにかなりますが、体格はどうにもなりません。身長くらいなら少しは調整できますが・・・。

つまり、自分やキャラクター、なりたいイメージを客観視できいてる人が、コスプレ上級者のように思えました。
「やりたいものを好きなようにやる」だけでは、残念ながら上級者レイヤーさんには見えませんでした。
(同人誌即売会は「大人の学園祭」という位置付けにあると考えていますので、コスプレを「学園祭」の気分で好きなように楽しむことには、私は賛成です!)

翻訳も、自分がやる仕事のイメージが大事です。
どんな翻訳をしているのか、客観的に分析してから取りかかります。
私も上級者レイヤーさんにあやかり、仕事と自分の能力について客観的に分析しよう、と心新たにした新年です。

ということで、皆様、今年もよろしくお願いいたします。

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お金をかける

今年、一念発起して、ちょっと高めの講座に申し込みました。
大学生協からでも申し込めるという、ある大手予備校のレッスンです。
悩みに悩んで、何度も学校に電話をかけて、家族とも相談に相談を重ね、ようやく決心しました。

実は今年、家族がちょっとした病気にかかり、入院生活を余儀なくされることに。医療はとても進んでいて日数が少なく済み、おまけに高額医療費の適用を受けたので少し安心したのですが・・・それ以外でも今年は出費が多かったので、これ以上お金が出ていくのは苦しいところ。
ただ、今やっておかないとまた数年先に延ばすことになりそうだったので、今年できることを思い切ってやることにしました。

大きな判断をするとき、私が重視しているのは「時間・労力・お金」の3点セットです。今、通っている翻訳講座はとても遠く、片道2時間かかるのですが、それでもこの先生のレッスンを学びたいと思い、気合いを入れています。レッスン自体は高額ではありませんが、「時間・労力」がとても要求されるので、とにかく一度たりともお休みできない、と肝に銘じています。他の方は大学の先生や翻訳・通訳者さんで、英語の現場についてのお話を聞くことができます。お金では買えない有意義な時間は、フリーランサーにとってありがたい限りですね。

大手予備校のレッスンは来週から始まりますが、これまでの翻訳講座とは比較にならないほどの「時間・労力・お金」を要求されます。しかも資格取得目的なので、本当に受かるのかという不安を抱えたままのスタート。怖いですね。

でも、私はやはり身銭を切らなければダメなタイプのよう。
勉強するために仕事をする。そしてまた勉強して新しい仕事を発掘する。
その繰り返しが好きなのかもしれません。

ということで、これからまた新しい世界に飛び込もうと思います。
もちろん、翻訳のお仕事も引き続きお請けしています!

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ミスを防ぐには

翻訳者として仕事を始めてから、ミスをが多かった案件、少なかった案件、様様ありました。
翻訳者をめざしている方のために、そして自分の備忘録として、記しておきます。

・下調べを入念にする
先週、ツールの使い方について書きました。
ツールを使い始めた頃はとても便利で、本当に開眼!という感じだったのですが、全て拾ってくれるわけではありません。
やはり一次訳の段階でできるだけミスを少なくするのが、一番いい気がします。
そのためには、時間がかかっても下調べをじっくりやる、ということが大事です。
当然、途中で訳語が変わると、最後のチェックで拾いきれないものも。精神的にも肉体的にも大変な思いをするので、やはり一次訳の段階から訳語を確定しておきたいものです。

・時間をおく
以前の尾瀬あきらさんのお話でも書きましたが、寝かせること。
数時間でもいいので、離れること。
文筆業に携わる人全てに言えることなのかもしれません。

・相手のことを考えること
精神論に近いのかもしれませんが、やはり人翻訳者として機械に取って代わられないような仕事をするには、人としての対応が大事です。「これなら機械でいいです」と言われると、存在意義がなくなってしまします。機会にはできない気遣いや、臨機応変さを身につけておくことも、フリーランスとしては大事な気がします。

・カンを大事に
カンといっても、経験上のカンです。経験もないのに「野生のカン」といったものに頼るという意味ではありません。
納期が厳しい案件かどうか、中の作業が押しているのか、もう少し余裕があるか。
余裕があれば、少し無理を言わせてもらっても、チェックに時間をかける方がいい場合もあります。自分がやるべき作業と翻訳会社側の作業を包括的に考えて、どこまでできるかを適宜判断するということですね。

・先のことを考える
現状維持、はどの業界にもあてはまらない時代。特に業界の波をもろに受けるフリーランサーは、気をつけたいところです。
自分の現状がどうなのか、問題がどこにあるのか、どうやったら改善できるのか。
短期でできることも長期でやるべきことも、多種多様にあります。一つずつ、焦らずに対処していくことが大事です。

・健康管理
なんといっても、これが一番かもしれません。
美味しいものと自分の体質に合った食事、適度な運動、睡眠。
これがあれば、たいていのことは乗り切れます!

いろいろと考えてみましたが、自分でもまともにできていることがほとんどない!
特に健康管理ができていない!(昨日から風邪気味で・・・)
しっかり寝て、しっかり仕事の体勢を整えます!

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慣れの問題

最近、さまざまなお仕事をいただいています。
多種多様なので、目まぐるしいです。
初めて経験するような業務内容もあり、正直、不安な面も多々あります。

話は変わりますが、フリーランスが直面する問題で、単価が上がらないという点があります。
仕事がなかなか進まず、単価が下がるばかり。
私はこういう時、自分のデータを見直します。

翻訳者になってから、どれくらいのスピードで訳すことができているか、エクセル管理しています。
私が作っているものは簡単な表ですが、先輩翻訳者さんたちはかなり本格的なものを作ってらっしゃいます。

最初の頃と今を見比べると、最初はとっても遅いんですね。
私はその案件に対する単価も出していますが、やはり新規案件はとんでもなく安い時給です。どこのブラック企業だよ!と言いたいくらいに(笑)。

最初は四苦八苦していた案件も、今では短い時間で終わるようになっています。その分、見直しに充てられるので、気持ちが楽です。残った時間でどれくらいのものを追加で受注できるかもわかるのは、自分にも先方にもいい結果をもたらします。

何より、自分の成長をデータで目にすると、説得力があります。
自信がなくなりそうなときは、ただデータを見るだけでも気持ちが落ち着きますのでオススメです!

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