2018年の手帳-①

9月になりました。
来年の手帳は、9月から売り出しになるものが多いようですね。

私は毎年、手帳ジプシーをしています。大抵、年度途中で買い換えることに。もったいないことです・・・。

今年は夏になって、安くなった手帳を買って、使い勝手を比べてみました。
検討の結果、来年は久々にシステム手帳に戻ることにしました。
使い勝手が悪くなったら、中身を入れ替えることが簡単にできるので。
それと、私はいくつかのプロジェクトを同時進行させる癖がありまして。プロジェクトを終える度に、そしてライフスタイルを見直す度に、手帳の中身を変えることができるのは、システム手帳ならではです。

さて、来年のはFilofaxのClipbookにしました。
あえて、ビニール製のポップなデザインです。
大きく2種類あるようですが、こちらの方が劣化がわかりにくい気がしたので、選んでみました。

2冊にしたのは、仕事用メモと手帳に分けるためです。中身はDavinciにしました。薄いのに裏写りしにくい、という特徴は、万年筆スキーの私からすると魅力的です。

仕事用メモは、ニーモシネを使っていました。来年はこのピンクファイルに、LIFEを挟んで使います。

このClipbook、海外製だけあって、日本の規格とは少し違います。
インデックス用の「アソビ」(=マージン)がないんですね。これは薄々気付いてはいましたが、やはり微妙にはみ出します。

こんな感じ。几帳面な方は嫌かも。私はなにせジプシーなので、もう多少の不具合は気にしません! 概ね、自分のやりたいことができればいいや! という大雑把な気分でいます。

さて、今、私の手元には今年使った手帳がいくつかあります。次回はそれらを少しご紹介します。

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法文を読む―意外な特技③

この意外な特技が役に立つかも、という話ですが、ちらいむ(@chilime)さんという方がTwitterでこんなことをつぶやいていらっしゃいました。

(ご本人の許可を得て掲載しています。)

百人一首で培った技能がこんなに役に立つ、というツイート、思わず二度見しました。

実は私の母も百人一首は大の得意だったようで、今でもつらつらとそらんじることがあるのですが、そんなに役に立ったことはないという印象です。古い時代の話ですし、他に娯楽がなかったのできょうだいでやっていたら楽しくなった、ということのようでした。
母はずっと仕事をしていたのですが、その中で役に立ったという経験はなさそうだし、私もちらいむさんのツイートを読むまでは、「実生活で役に立たないのなら、百人一首人口も減っていくだろうな」くらいに思っていました。

体得した技術や知識は、その人の意識ひとつで大いに役に立つのだと教えてもらったツイートでした。
それにしても、巾着切りに気付くなんて・・・すごい技能です。私は今のところ「早く音読できる」程度なのですが・・・
自分が知らず知らずのうちに身につけている(であろう?)技能に気付けば、何かに応用できるかも、なんてとってもステキだと思いませんか。自分のことを見直す機会にもなりますし、自信にもつながりそうです。

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法文を読む―意外な特技②

ところで、私は昔、ピアノを習っていました。
あまり上達しませんでしたし、もうピアノ自体に触ることもないので、完全に過去のものとなってしまいました・・・。

英語を必死でやっていたとき、読みがスムーズにできなくて試行錯誤したことがあります。
早く読めるようになったのは、ピアノの先生に教わった技法(?)です。

「自分が弾いている箇所よりも、数小節先を目で追いましょう」

ピアノを習っていたときはあまり気付いていなかったのですが、自分が弾いているちょうどその箇所を見ても、次を見越せないので結局詰まってしまうんですね。
目だけが先に動いていると、脳も先に反応しているので、つまづかない。

これはピアノをやっている人だけができるわけではなく、おそらく誰でも少し練習すればできることなんだと思います。

自分が英語を学習していたときの気持ちを思いだして、少し先に目を進めながら法文を読むと、すらすらいける!
時間もかなり短縮できました。素読自体はやっぱり苦しいのですが、「やったらできた!」という感覚を掴むことができると、前に進む動力源になります。

もし「音読が苦手」という方がいらっしゃったら、試してみてはいかがでしょうか。

それにしても、過去のお稽古事がこんな風に役に立つって意外です。
これについては、もう少し掘り下げて考えてみたいと思います。

次回に続く。

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法文を読む―意外な特技①

私が通っている法学系の予備校では、条文の素読をします。
もちろん授業でやるわけではなく、各自が家でやるように言われています。

なにをするかというと、とにかく音読をします。
指定された法律の条文を淡々と読むのですが、だいたい40分程度になります。毎日、とにかく修行のように40分、読み続けます。
まるで英語の勉強のよう。少ない時間をやりくりする中での根性を要求される学習法で、音を上げそうになります。

最初はなかなかスムーズに読めませんでした。
「日本語なのにおかしいな・・・」と思ったのが、改善に乗り出す気になった最初のとっかかりでした。
日本語でこれだけつまずきながら読んでしまうというのは、法文だから? あまり使わない文章の羅列で、自分がついていってないから?
あまりにもつまずくので、いろいろと考えてしまいました。

でも、やはり日本語でつまずくのはおかしい。もしかして英語も下手になっている?
そう思い立ち、英語を読んでみたところ、やはり少しつまずいてしまう。下手になっているなあ、と実感した次第です。

でも、英語は読んでいると感覚が戻ってきました。条文はもどかしいような独特の日本語なので、今までかなりの判例を読んでいるようでも素読すると如実に苦手意識がでるのかな、などとも考えてみました。

分析した結論からいうと、やはり読み方にポイントがありました。

次回に続く。

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これぞ、本!

誕生日だったので、気になっていた本を買ってもらいました。

S.
Doug Dorst / J. J. Abrams

中はこんな感じです。

書き込みやチラシなどが満載です。
そう、この本は、手書き部分も「読み物の一部」として読めてしまうのです。
貸本屋の本という体裁で、手書き部分は借りた人たちが書き込んでいる部分。本編とは別に、借りた人たちの物語が楽しめてしまうという構造です。
チラシは、その人たちが挟んだという設定です。まるで本が一つの劇場のよう!
この本を知った瞬間に、欲しくなってリクエストしてしまいました。

私は基本的にデジタルでしか本を読まなくなりましたが、こういう本は、リアルな紙でのみ楽しむことができますね。
決して安くはないですが、違う世界に導いてくれそうです。
時間をつくって、じっくり読み込みたいです。

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堂々と、緊張感をもって。

先日、大好きなフレンチでお食事をしました。ちょっとした家族会議も執り行い、今後のことを話し合う機会にもなりました。ゆっくり流れる食事の時間では、いろんなことを話し合えるので、おすすめです。

そのお店、帰りには必ずシェフが出てきてご挨拶いただくのですが、「いつもありがとうございます。いや、緊張します!」とおっしゃいます。
料理人は自分の感性と料理の理論と技術、ひいては腕一本で勝負するお仕事。たしかに緊張すると思います。
そのお店は、スタッフの方も勉強熱心です。ジョエル・ロブションでお食事をした際にも、きちんと店名と氏名を名乗って「勉強させてください」と堂々といらっしゃったそうです。(※お料理の世界では、他のお店に勉強に行くときは、必ずこのように名乗ります。少しおまけをしてくれたり、ちょっとしたヒントを教えてもらえるそうです。同業他者に対する敬意があって、素晴らしいですね。)

翻訳者も同じとまではいきませんが、共通することは多々あります。
堂々とする。そして緊張感を忘れない。
茶道も同じく、堂々と客人を迎え入れ、緊張感をもって茶事を進めることが大事です。「緊張感こそがご馳走」と利休居士が言葉を遺しているとも言われています。

翻訳者としても仕事人としても、緊張感を忘れずに業務を遂行したいものです。

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大法廷と小法廷の意義

ご存知のとおり、最高裁判決は日本でも一番効力のある判決です。
でも、その最高裁にも大法廷と小法廷がある、というのは一般的にご存じない方も多いようです。

大法廷は15人の合議体です。大して小法廷は5人。この差は大きいですね。
また、公平な審理のため、諮問委員会を発足し、学識経験者、検察官などが委員として答申にあたります。これも大きな違いです。

国民にとって最高裁判決は重要な決定です。でも時代と共に古くなる判決もあります。過去の最高裁判決(憲法は戦後なので最高裁判決、民法については明治期からの判決を含むので、大審院判決)を覆す判決は非常に重たいもの。そのような過去長きにわたって有効とされてきた判決を覆す場合には、大法廷を開きます(他にも大法廷を開く理由は多々ありますが、ここでは割愛します)。

裏を返すと、そのように最高裁判決まで進んだ事案を覆すような判決というのは、なかなか存在しません。似た案件は数多くありますが、大くは今まで出た判決から答えが導き出せます。ですから、大法廷判決そのものの絶対数が少なく、なおのこと価値を増すといえます。

最高裁判決が出たときは、大法廷か小法廷かに注目してみるのが、法曹関係者の基本的なスタンスですね。いずれもすぐには変更はされませんが、小法廷ならしばらく経ったら覆る判決が出る場合もあります。一方、大法廷だと覆る可能性はまずありません。少なくとも数十年間は。
大法廷判決はそれほどに効力を発揮し、司法の考え方の筋道をつけているといえます。

あるタレントさんが「最高裁まで闘います!」とおっしゃっているようですが・・・離婚訴訟で最高裁というのはちょっとないかな・・・。

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